起業・独立開業に役立つ言葉を、ビジネス書の名著からピックアップして藤井が解説します。
あなたの独立・開業の背中を押します。
また、気になる本は、ぜひ手に取って参考にしてください。
「起業家」はもうたくさん!
2014/03/25
「起業家」という言葉は、時代遅れでお荷物!と著者は言います。
自分のビジネスを始めることは、自分のことを「起業家」と呼ぶ特権階級の人たちのためのものではありません。たしかに、シェアオフィスやクラウドサービスの普及など、自分のビジネスを起ち上げることは、かつてないほど容易になっています。また、会社が頼りにならない以上、誰もが、いつか自分のビジネスを始めざるを得なくなるかもしれません。そう考えると、「起業」は、英会話やパソコンのスキルと同じくらい、一般的なビジネススキルになるべきです。「起業家」ということが「起業」を特別な資質に恵まれた人の特権と思わせるとしたら、そんな言葉は、無くしたほうがいいかもしれませんね。